卵巣年齢とは何?

卵巣にも年齢があります。卵巣年齢というのは、実年齢とは必ずしも同じではありません。
例えば、実年齢より卵巣年齢が若いと、妊娠や出産がしやすく高齢出産も可能です。逆に卵巣年齢が高いと、妊娠、出産のリスクも大きくなるということです。

卵巣は本来、女性ホルモンを分泌し、女性の若さや美しさ、心と身体に多くの影響を与えます。卵巣年齢は、年齢と共にシワが増えたり白髪が多くなったりと、目で見えるものではないので、少々やっかいなものですね。

卵巣年齢を少しでも若く保つために、喫煙や飲酒などの摂取等の生活習慣が、卵巣機能にどの程度影響するのかを調査したところ、喫煙は卵巣の老化を促進することが解りました。
飲酒やカフィンは大丈夫だったそうです。

以前、世界仰天ニュースというテレビ番組でも、卵巣年齢について取り上げられたことがありました。「卵巣年齢」って何だろうと、聞きなれない言葉に、興味を持たれた方もあったでしょう。卵巣年齢は、若返ることがないので、普段の生活習慣を見直す良い機会かもしれませんね。

「衝撃の卵巣年齢とは」世界仰天ニュースより

卵巣年齢については、2007年の8月に世界仰天ニュースという番組で取り上げられ、一躍話題になったことがあります。

こんなお話でした。

イギリスのノッティンガムにジョアン・モーガンという31歳になる女性がおりました。
ジョアンは非常に有能なキャリアウーマンで、30歳の時にイギリス国内の優れた女性起業家に贈られる賞を受賞したほどでした。
31歳で社長になり、仕事に理解を示してくれるフィアンセのマーティンとの結婚を32歳で、そして子供を出産するのを33歳以降と決めていました。彼女は人生設計に関しても、とても計画的なタイプだったのです。
しかし、ジョアンの母親は、仕事熱心なジョアンのことを心配し、子づくりは早い方がいいとジョアンを説得していました。

そんなある日、「卵巣年齢を測定する検査キット」なるものの情報を新聞で見たジョアンは、卵巣年齢に対して強い興味を抱きます。
検査の結果、卵巣年齢が若いと判明すれば、母親をなだめて安心させることができるからです。
この「卵巣年齢を測定するキット」は血液中の「抗ミュラー管ホルモン」の数値によって、妊娠と出産の可能性を判断するものでした。
早速検査を受けたジョアンは、自分の卵巣年齢を知って愕然としてしまいます。
彼女の卵巣年齢は37歳でした。実年齢よりも6歳も老いていたのです。
検査の結果、ジョアンは自分の人生計画を変更し、母親の助言を受け入れて、結婚よりも先に子供を作ることを決心し、結婚式の前に元気の赤ちゃんを出産したのでした。
めでたし、めでたし・・・。

「卵巣年齢を測定するキット」「抗ミュラー管ホルモン」興味深いお話ですね。
日本のキャリアウーマンの人達もたぶん強い興味を抱かれるでしょう。
あなたの卵巣年齢は現在、何歳なのでしょうか?

卵巣年齢のチェックと検査

卵巣年齢のチェックでは、卵巣の老化度や女性らしさ、美容度のチェックができます。卵巣から分泌されるホルモンの量、生成過程をチェックすることで、どの過程でホルモンがうまく変換、生成されていないのかがわかるので、自分に合ったケアができるのです。

卵巣年齢のチェックは、月経がはじまって3~5日目くらいが適しています。この期間は、各種ホルモンが安定しているからです。生理中の左右の卵巣の状態を超音波で検査して、どれだけの数の卵予備軍が待機しているかを観るのです。そして、数だけでなく、質の良さも調べます。採血によるホルモン検査はもちろん、排卵できているかどうかを排卵後に調べる採血検査も必要となります。
なぜなら、卵は育ったのに、排卵できずに消失してしまうものもあるからです。

卵巣年齢の検査をすることで、卵巣の機能、そして出産のチャンスがどれだけ残されているのかを知ることができるので、今後の参考にすることができますよね。ただし、検査にかかる費用が高いので、事前に問い合わせをしたほうがいいかもしれません。採血のみの場合や、プラス超音波、医師の診察など、検査項目により料金が異なるようです。

卵巣年齢と病院

卵巣年齢の検査は、生理中の卵巣にある卵のもとの細胞の数や質を、超音波や血液検査で行います。
卵胞から分泌される、抗ミュラー管ホルモンの数値で卵巣年齢を判定するのです。

ところが、検査代も高く、さらに、抗ミュラー管ホルモンでの卵巣年齢の検査をしている病院が、日本では数少ないそうです。
たとえば、東京にある臼井医院不妊治療センターでは、この検査をしています。以前、このクリニックの先生がテレビ出演され、ずいぶん話題になっていましたね。
臼井医院不妊治療センターでは、遠方の方のために、近所の病院で採取してもらった血液を郵送して、検査してもらうことができます。結果は3~4週間ほどで、郵送で送られてきます。
検査代は、臼井医院不妊治療センターの場合、採血のみで21000円、診察+採血で31500円です。特に、これまでの病院で不妊治療を受けられている方には、卵巣検査をすることにより、何か今後の役に立つかもしれません。また、いつか子供が欲しいと思われているなら、自分の卵巣年齢を知って、将来のプランを考えるのもいいと思います。